WriteNote ProはAndroid9(Pie)では動きません。

WriteNote ProはAndroid9(Pie)では動きません。

WriteNote ProはAndroid9(Pie)では起動時にクラッシュして動きません。

Android9(Pie)以降では、WriteNote(Ver3) をご利用ください。

はじめに

最近、Android9(Pie)へアップデートする端末が増えてきているせいなのか、問い合わせが急に多くなっているので、ここにまとめておきます。

Android9が出た時(2018年3月7日)や、WriteNote(Ver3) を公開した時(2018年8月9日)以降、ほとんど問い合わせがなかったのですが。。。。1年近くたってやっとAndroid9が使われ始めるようになったということかな。

WriteNote(Ver3)となった経緯

Google Playストアにアプリ掲載する基準が厳しくなりました。新しいアプリを掲載するだけではなく、既存のアプリをバージョンアップする場合も含めて新しい基準を満たしていなければGoogle Playストアにアップできなくなりました。特に問題なのが最新のAndroidのバージョンを対象にアプリを作り込まないといけないというところです。「Google Developers Japan: 今後の Google Play でのアプリのセキュリティおよびパフォーマンスの改善について

WriteNoteはAndroid2.2のころから作って公開しているアプリです。なので古いAndroidバージョンをメインの動作対象として作成しました。Androidでは古いバージョンを対象にしたアプリでも動く1ように作られているので、新しいAndroidが出ても、WriteNoteは古いバージョンのAndoridを対象に作成していました。そのほうがバージョンアップなどの時に修正する部分が少なくてすむからです。2

しかし、最新のAndroidを対象にアプリを作らないといけなくなったということから、WriteNoteを大幅に修正する必要3ができました。しかも、WriteNote(Free)とWriteNote Pro の2つを修正する必要があり、それぞれの、今までのツケをまとめて払う事となってしまい、かなり大掛かりな修正作業が必要となりました。というか、ほぼすべて作り直すのと同じでした。

それなら1から全く新しいアプリとして作り直した方が、無駄な部分を削ぎ落とすこともできるので、良さそうな感じでした。

さらに、この際、色々な機能を追加したかったこと、WriteNote(Free)とWriteNote Pro を一緒にしてしまえば、今後のメンテナンスやアップデートの作業量を減らすことが容易3になることから、WriteNote(Ver3) の作成にかかりました。

WriteNote Proはアップデート(バージョンアップ)できなくなってしまいました。

Google Playストアに掲載するアプリの制限のため、現在(将来的にも)、WriteNote Pro は少し修正してアップデートするということもできなくなりました。これは実質アップデートできないということと同じです。

ということで、今後はWriteNote Pro はメンテナンスできませんので、不具合等のサポートも一切できなくなりました。4

また、WriteNote(Free)は、Google Playストアの掲載を停止5し、WriteNote(Ver3) へ差し替えました。

WriteNote(Ver3)の新機能

WriteNote(Free)とWriteNote Proの融合

WriteNote(Ver3)を作成した経緯 のとおり、WriteNote(Free)とWriteNote Pro を融合させました。

アドオンの購入によって、WriteNote Pro と同等以上の機能が開放されます。

入力画面でスワイプによるカーソル移動

メモを入力する画面でスワイプするとカーソルが移動します。画面の小さいスマホでは小さいカーソルを移動させるのはなかなか難しいです。使用しているソフトキーボードによってはカーソル移動キーがある場合もありますが。

打ち間違いを修正する時にサッとカーソルを目的の場所に持っていけるのは気持ちいのいいものです。

登録語句

よく使う語句やテンプレート的な物を登録しておくことで、メモを入力するときの手間を大幅に軽減できます。

登録できる内容も、日時の指定だけではなく、語句をメモに挿入したときのカーソルの位置を指定することも可能です。

日時指定方法の変更と機能の拡張

ノートブック名などの設定で、日時等を指定する方法を少し変更しました。

旧WriteNoteでは、入力した文字を日時に変換するのが基本で、変換しない部分を’’で括る仕様でした。しかし、変化数字に変換されるという問い合わせ(苦情)が多いので、基本は変換しないことにし、日時に変換する場所を’’で括る方法に変更しました。

旧WriteNoteの設定を、WriteNote(Ver3) で読み込んだ場合は、自動的に変換されます。

また、1日前の日付を入力したいなどの要望も多かったので、それらも可能になっています。日時を挿入時にカレンダーから選択して挿入することもできます。かなり自由にカスタマイズできるようになっていますので、ご活用くささい。

その他

メモの履歴機能や、WriteNote(Free)では1つ、WriteNote Pro では6つまでしか作成できなかったノート設定を、無制限に増やすことが可能になるなど、その他にも色々機能を追加してあります。

ただし、すべての機能を使用する場合はアドオンの購入が必要となりますので、よろしくお願いします。


  1. といっても、新しいAndroidに合わせて記述しなければならない部分もあります。 ↩︎

  2. 問題を先送りにしているだけともいえます。 ↩︎

  3. 例えば、Android5以降ではステータスバーのアイコンは白黒でないといけないのですが、古いAndroidではカラーのアイコンでした。なので、Android5以降でもWriteNote Proのアイコンはカラーになって他のアイコンと異質になっています。アイコンを変更するだけで済むのなら簡単なのですが、そうはいかず、ステータスバー関連する部分をすべてを新しく書き換えなければ動かないのです。 ↩︎ ↩︎

  4. 実質、WriteNote Proのサポート終了です。 ↩︎

  5. WriteNote(Free)は、そのまま移行するので、問題は無いと思います。(問い合わせも1つも無い) ↩︎