MemoFlowyのURLスキーム
正式なMemoFlowyのURLスキームのマニュアルはこちら にありますが、普段は使わないけどあったら便利なものなどがあって、僕自身は覚えきれません。
そこで、Dynawriteに付けるURLスキームを、MemoFlowyと互換性を持たせるため、MemoFlowyのURLスキームの確認をするついでに、まとめてみます。
書式
memoflowy:// [コマンド] [オプション]
「コマンド」と「オプション」は省略可能(必要なものだけ書けばよい)
「オプション」はコマンドの後ろに「?」を付けて、オプションを記述します。
複数のオプションを指定する場合は、各オプションを「&」でつなぎます。
コマンド
なし【MemoFlowyを通常起動する】
memoflowy://
MemoFlowyを起動します。
create【空白メモを作成する】
memoflowy://create
新規の空白メモを作成する。
テンプレート適用:無し(設定無視)
使用可能オプション:text
memoflowy://create?text=hoge
「hoge」と書いたメモを作成する。
template【テンプレートを適用したメモを作成する】
memoflowy://template
テンプレートを適用した新規メモを作成する。
テンプレート適用:有り(設定無視)
使用可能オプション:text
memoflowy://template?text=hoge
テンプレートを適用した新規メモに「hoge」と書き込んだメモを作成する。
insert【既存のメモに書き込む】
memoflowy://insert
メモ入力部分は起動前の状態(書きかけのメモ)のままMemoFlowyを起動する。
新規に起動される場合は、テンプレート適用は設定にどおりになる。
使用可能オプション:text
memoflowy://insert?text=hoge
書けかけのメモに「hoge」と書き込んだメモを作成する。
〜2inbox 【inboxを表示する】
memoflowy://create2inbox
memoflowy://template2inbox
memoflowy://insert2inbox
〜コマンドの動作を行った後、WorkFlowy画面に切り替えてiinboxを表示する。
〜は「create」「template」「insert」
inboxでペーストして書き込むための機能。MemoFlowyに送信機能が付く前の物で、Ver1.5からは送信機能で直接WorkFlowyに書き込める為、利用することは無いと思います。
Dynawriteでは対応しない予定。
〜2send[0123] 【メモを指定した設定で自動送信する】
memoflowy://create2send
memoflowy://create2send0
memoflowy://create2send1
memoflowy://template2send1
memoflowy://insert2send3
など
〜コマンドの動作を行った後、指定した設定で自動送信(WorkFlowyに書き込み)する。
〜は「create」「template」「insert」
メモが空白の場合は何もしません。
設定は数字で指定する。
省略:送信機能の設定に従う
0:inboxに自動送信
1〜3:送信1〜3の設定で自動送信
使用可能オプション
text
x-success
オプション
コマンドの後ろに「?」を付けて、オプションを記述します。 複数のオプションを指定する場合は、各オプションを「&」でつなぎます。
text=〜 【入力テキストを指定】
=以降の文字をメモ入力画面のカーソル位置に入力する
指定可能な特殊文字
||clipboard|| または ||pasteboard||
ペーストボードの中身をその場所に挿入する
||cursor||
その場所へカーソルを持っていく
テンプレのカーソル位置指定と同じ
x-success=〜 【コールバック指定】
コマンド実行後に、=以降の文字をURLスキームとしてコールする。
inboxtopic=〜 【一時的(初回のみ)inboxに設定するトピックを指定】
自分のアウトライン内のトピックを指定する場合
https://workflowy.com/#/xxxxxx のxxxxxx部分のみ指定する。
公開トピックを指定する場合
https://workflowy.com/s/xxxxxx のs/xxxxxx部分を指定する。URLエンコードを忘れないようにしてください。「s/xxxxxx」が「s%2Fxxxxxx」になります。
「hflast」を指定すると、HandyFlowyで最後に表示していたトピックを表示します。
Dynawriteでは対応しない予定。
例
普段はテンプレートを使用している場合に、空白のメモを作成したい時
memoflowy://create?text=HOGEHOGE
普段はテンプレートを使用ふしていない場合に、一時的にテンプレートを使用したメモを作成したい時
memoflowy://template?text=fugafuga
テキスト「本日は晴天なり」をinboxに送る
memoflowy://create2send0?text=%E6%9C%AC%E6%97%A5%E3%81%AF%E6%99%B4%E5%A4%A9%E3%81%AA%E3%82%8A
URL( https://marumi.nap.jp/blog/ )をテンプレートを適用したメモに書き込んで設定1に送信し、ブラウザでURLを開く。
memoflowy://template2send1?text=https%3A%2F%2Fmarumi.nap.jp%2Fblog%2F&x-success=https%3A%2F%2Fmarumi.nap.jp%2Fblog%2F