WriteNote(Android)をバージョンアップしました。
WriteNote(Android)をバージョンアップしました。
Evernoteの検索不具合対策を施したWriteNote Ver2.8(Android)を公開しました。
Evernoteの検索不具合について
Evernoteの検索の不具合は昨年(2017年)の8月頃から発生しています。そのへんの経緯などはこちらをご覧下さい。
不具合の内容は2種類あります。
追記対象のノートが検索結果に出てこない
Filename検索構文の不具合
人によって不具合が生じる方と生じない方がおられとても厄介です。さらに何もしていないのに勝手に治ったとおもったら、再度、発生したりとわけがわかりません。
Evernoteとこれらの不具合についてやり取りおこなった結果、Evernote側もこの不具合について把握し、今はEvernote側で修正されるのを待つのみになっています。しかし、なかなか対策が施されません1。。。。
追記対象のノートが検索結果に出てこない
追記するノートを取得(存在を確認)するため、ノートブック名とノート名で検索をおこなっています。しかし、Evernote上に該当するノートが有るにもかかわらず、Evernoteサーバ上で検索を実行すると、検索結果が0(該当のノートが無い)とEvernoteサーバから返ってきます。
人によっては、ノート名に日本語を使っている場合のみ不具合が生じ、ノート名が全て英数文字のみなら正しく検索結果を返す場合もあるようです。(英数文字のみでもダメな方も居られます)
Filename検索構文の不具合
WriteNoteの設定を保存したノートを検索する時に、EvernoteのFilename検索構文を使用して検索を実行しています。しかし、このFilenameを使うとこれまた検索結果が0(該当のノート無し)とEvernoteサーバが返してきます。
今回WriteNoteに施した対策
先にことわっておきますが、残念ながら今回施した対策で完全にEvrenotoの不具合を回避することはできません。しかし、以前のバージョンより、かなり改善されると思います。どうしても回避できない部分もあります。これに関してはこちらにまとめます。
追記対象のノートが検索結果に出てこない
Everoteサーバで検索を行った結果が該当無しの(追記するノートが無い)場合、新しくノートを作成します。(ここまでは今までの動作と同じです)
新しいノートを作成した場合、そのノートのノートIDのみを端末内に保存するようにしました。
次に書き込む時は、端末内に保存してあるノートIDを利用して追記するノートを取得するように変更しました。検索せずに追記するノートを特定するようにしました。
これによって、WriteNoteで書き込むたびに新しいノートが作成されてしまい、同じ名前のノートが増殖することを防ぐことができます。
また、この対策の結果、2回目の書き込み以降は今までのバージョンと比べると検索を行わなくなった分、ノートの書き込み早く終わるようになりました。
Filename検索構文の不具合
Filename検索構文を使用した検索結果が該当無しとなった場合のみ、もう一度、Filename検索構文を使用しないもので検索をやり直すようにしました。
最初っからFilename検索構文を使用しない様にすれば1回の検索ですみそうですが、そうした場合、どうしても目的以外のノートが検索に引っかかる可能性有るため、2回検索すようにしました。
今後、Evernoteの検索不具合が修正されれば1回の検索しか行なわれなくなりますので問題ないと思います。
今回の対策でも回避できない内容
今回の対策でかなり改善されますが、どうしてもEvernoteの検索不具合が修正されなければ対処できないケースもあります。これらの不具合はEvernoteの検索不具合が修正されれば直ちに改善します。
Evernote上に追記対象のノートがすでに存在する場合
Evernote上にすでに追記対象のノートが存在している場合でEvernoteの検索不具合が生じているとWriteNoteはそのノートの存在を知ることができません。なので、WriteNoteは新しいノートを作成してしまいます。この時点でEvernote上には同じ名前のノートが2つできることになります。
2回目以降のWriteNoteの書き込みは、Evernoteの検索不具合が生じていたとしてもWriteNote自身が作成したノートに追記します。よって、Evernote上には2つより多くのノートが作成されることはありません。
Evernoyte上のノートを1つにしたい場合は、WriteNoteが作成したノートに既存のノートの内容をマージして、既存のノートをゴミ箱に入れて下さい。こうすることで、その後のWriteNoteの書き込みも同じノートに追記されるようになります。
もしも、逆に既存のノートにWriteNoteが作成したノートの内容をマージして、WriteNoteが作成したノートをゴミ箱に送ってしまった場合は、次のWriteNoteでの書き込み時にも Evernoteの検索不具合が生じていたら 新しいノートが作成されてします。
複数の端末でWriteNoteから書き込んだ場合
端末ごとにWriteNoteが書き込むノートが異なる状態になります。例えば 端末AはノートAに、端末BはノートB に常に書き込むようになります。
ノートAの内容をノートBにマージして、ノートを一つ(ノートB)にしても、端末Aで書き込むと新しくノートA’が作成されてします。
これも、 Evernoteの検索不具合が修正されれば、 端末A、Bのどちらで書き込んでも同じノートに書き込めるようになりますので、Evernoteの検索不具合が修正されるまでお待ち下さい。
困ったもんだ。。。。 ↩︎